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中国当局、クアルコムに罰金1160億円支払い命じる-独禁法違反time:2015-02-10
Bloomberg 2月10日(火)10時6分配信
  中国国家発展改革委員会(発改委)は米半導体メーカーのクアルコムが独占禁止法に違反したとし、同社に9億7500万ドル(約1160億円)相当の罰金支払いを命じた。世界最大の携帯市場である中国での同社の事業拡大を脅かしてきた当局の調査がこれで終結する。
  クアルコムは9日、発改委が同社の独禁法違反を認定したと発表し、決定について争わない方針を示した。発改委は罰金のほか、中国で販売される携帯電話の特許料に新たな条件を課した。
  中国当局による調査は1年余り続き、一部の携帯端末メーカーの間ではクアルコムへの特許使用料支払い遅延や減額の動きが出るなど、同社の中国でのライセンス収入獲得に支障が生じていた。クアルコムの半導体は、インターネットへのアクセス可能な世界の携帯電話の大半に組み込まれており、同社は利益の半分余りを特許使用料で得ている。
  中国国家発展改革委員会(発改委)は米半導体メーカーのクアルコムが独占禁止法に違反したとし、同社に9億7500万ドル(約1160億円)相当の罰金支払いを命じた。世界最大の携帯市場である中国での同社の事業拡大を脅かしてきた当局の調査がこれで終結する。
  クアルコムは9日、発改委が同社の独禁法違反を認定したと発表し、決定について争わない方針を示した。発改委は罰金のほか、中国で販売される携帯電話の特許料に新たな条件を課した。
  中国当局による調査は1年余り続き、一部の携帯端末メーカーの間ではクアルコムへの特許使用料支払い遅延や減額の動きが出るなど、同社の中国でのライセンス収入獲得に支障が生じていた。クアルコムの半導体は、インターネットへのアクセス可能な世界の携帯電話の大半に組み込まれており、同社は利益の半分余りを特許使用料で得ている。