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    ノンアルビールの特許戦争勃発 サントリーがアサヒを訴えた理由time:2015-03-31
      3月に東京地裁で開かれた第1回口頭弁論で、サントリーの特許侵害の主張に対し、アサヒ側は出願前からエキス分や糖質など数値が似た商品は売られていたとして、「既存製品から容易に創作できたもので特許は無効」などと反論し、法廷という表舞台での戦いが本格化。さらにアサヒは「必要に応じて特許無効審判を請求する」との考えも示した。

      今のノンアルビール人気の火付け役となったのは、キリンビールが2009年に発売した「フリー」だ。「ゴルフ場でビールを飲んだ気になれるうえ、車を運転して帰れる」などと次第に人気が高まった。このフリーのヒットを受け、各社が追随して市場に商品を投入。最近の健康ブームも追い風となって、低糖質や低カロリーなどを売りとする商品の人気はさらに高まっている。

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      訴訟の背景には、こうした人気市場におけるシェア争いがある。ビール市場の縮小に歯止めがかからないのをしり目に、ノンアルビール市場は拡大。各社は新商品を投入して派手な宣伝広告を打つなどシェア争いは激しさを増している。また、「酒税がかからないため収益性が高い」(業界関係者)のも競争に拍車をかけている。